京都で生まれ、京都で育って60年、神様大好きのojinです。
このページでは、三重県鈴鹿市のパワースポット 椿大神社(つばきおおかみやしろ)を紹介します。
椿大神社のご利益は、金運や恋愛・縁結び、交通安全、厄払い、その他、幅広いご利益があるので、タップリ紹介します。
椿大神社は伊勢国の一の宮 金運パワースポット
椿大神社は、伊勢の国の一の宮(いちのみや)です。
一の宮とは、その国で一番社格が高い神社のことを言います。
椿大神社は、『つばきおおかみやしろ』という読み方になります。
パッと見たら、『つばきだいじんじゃ』と読んでしまいそうですね。
椿大神社は、紀元前3年、伊勢神宮を創建された倭姫命(やまとひめのみこと)のご神託で、「道別大神の社」として社殿が奉斎されました。
2,000年以上の歴史がある日本でも最古級の神社です。
椿大神社は、日本全国に2,000社ある猿田彦大神祀る神社の総本宮とされています。
椿大神社のご利益は、縁結びや交通安全他イロイロありますが、後で説明する通り金運のパワースポットです。
椿大神社本殿の主祭神 猿田彦大神はみちびきの神様
- 主祭神 猿田彦大神
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は、天照大御神の孫神である瓊々杵尊(ににぎのみこと)が、高天原から天降りされる時、道案内された神様です。
そのことから、みちひらきの大神・みちびきの祖神として、多くの方に崇敬されています。
ニニギ尊の道案内の後、妃神の天鈿女命(あめのうずめのみこと)と共に、本拠地である『伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上』の地に戻られました。
猿田彦大神の容貌は、鼻が異様に長くて、身長も非常に高く、目は大きくホオズキのように赤々と輝いていたそうです。
この姿かたちから、天狗の元祖だという説もあります。
また、ニニギ尊の天降りを待っている時、天上界の高天原から地上界の葦原中津国(あしはらのなかつくに)まで煌々と照らしていたと書かれています。
このことから、元々は太陽神だったという説もあります。
伊勢神宮内宮の正宮の御垣内にお祀りされている興玉神(おきたまのかみ)は、猿田彦大神だと言われています。
また、興玉神は、猿田彦大神の子孫の太田命(おおたのみこと)だという説もあります。
猿田彦大神の最後は、ちょっと残念な最後です。
伊勢にある阿耶訶(あざか)というところの海で漁をしているときに、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれて溺れてしまいました。
一説では、天照大御神やニニギ尊の命令で、妃神の天鈿女命によって殺害されたのではないかと言われています。
古代、貝は、女性のアソコもしくは女性そのものを意味していました。
比良夫貝は、夫の横に並んでいる女性の意味となります。
すなわち、妃神の天鈿女命に、海に引きずり込まれて溺れてしまったという説です。
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)のご利益
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)のご利益は、非常に幅広く、
- 商売繁盛
- 金運上昇
- 交通安全
- 厄除開運
- 出世開運
- 学業成就
- 合格成就
- 恋愛成就
- 縁結び
- 五穀豊穣
- 家運隆昌
- 豊漁
- 方位除け
等のご利益があります。
商売繁盛や金運上昇の他、ニニギ尊を道案内されたことから、交通安全のご利益が有名です。
また、猿田彦大神は、天鈿女命と結婚されたこともあり、縁結びのご利益も有名です。
椿岸神社の主祭神 天鈿女命は芸能と縁結びの神様
- 主祭神 天鈿女命
椿大神社の別宮『椿岸神社(つばききしじんじゃ)』の主祭神は、猿田彦大神の妃神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。
天鈿女命で有名なのは、太陽神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩屋戸に隠れられ、世界が暗闇になってしまった時の話です。
天鈿女命が半裸(ほぼ全裸)になって踊り、天岩屋戸の前に集まった大勢の神様が、ヤンヤの喝采をしました。
不思議に思った天照大御神が、天岩屋戸を少し開いて様子を窺った時、天手力男神(あまのたぢからおのかみ)が腕をつかみ天岩屋戸から引き出しました。
天鈿女命のお陰で、天照大御神が天岩屋戸から出られ、世界に光が戻りました。
また、ニニギ尊が天降りする時に、待ち構えていた正体不明の猿田彦大神に向かって、胸もアソコもさらけ出して
『あんた、一体どこの誰やねん?(ojin訳)』
と向かっていった勇敢な女神様です。
これが縁となり、天鈿女命は猿田彦大神と結婚され、猿女君(さるめのきみ)と名乗りました。
猿田彦大神と天鈿女命の結婚は、旦那さんの姓に変わる結婚の元祖かもしれません。
天鈿女命は、別名を宮比神(みやびのかみ)と呼ばれます。
伊勢神宮内宮の正宮の御垣内にお祀りされている宮比神は、天鈿女命と同一神という説があります。
また、宮比神は、大宮売命(おおみやのめのみこと)だという説もあります。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)のご利益
天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、天岩屋戸の神話で踊ったことから、神楽の起源、芸能を司る神様として、芸能人に広く崇敬されています。
天鈿女命のご利益としては、
- 技芸上達
- 夫婦円満
- 縁結び
- 恋愛成就
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 金運上昇
- 交通安全
- 合格祈願
等のご利益が有名です。
天岩屋戸の前で踊られたことから、技芸上達・芸能上達のご利益が有名で、芸能人もよくお詣りされます。
天鈿女命は、猿田彦大神と結婚されたことから、縁結び・恋愛成就のご利益も有名です。
猿田彦大神と天鈿女命は伏見稲荷大社のご祭神 金運と商売繁盛のご利益あり
京都を代表する神社に伏見稲荷大社があります。
なんで、椿大神社のページで伏見稲荷大社の話をするのかと言いますと…。
一説では、猿田彦大神と天鈿女命は稲荷大神だと言われています。
『お稲荷さん=稲荷大神』
と思っておられる方も多いようです。
でも、稲荷大神(稲荷大明神)という神様は居られないのです。
稲荷大神とは、伏見稲荷大社本殿にお祀りされている
- 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
- 佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
- 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
- 田中大神(たなかのおおかみ)
- 四大神(しのおおかみ)
の五柱の神様の総称です。
ここで、見覚えのある名前が出てきました。
天鈿女命の別名である大宮売命(おおみやのめのみこと=大宮能売大神)。
それに、猿田彦大神に似ている佐田彦大神。
そうです。
佐田彦大神は猿田彦大神だとされています。
様々な説があるのですが、伏見稲荷大社の稲荷山には、3つの峰があります。
その頂上である一の峰(上之社)にお祀りされているのは、大宮能売大神(=天鈿女命)。
二の峰(中之社)にお祀りされているのが、佐田彦大神(=猿田彦大神)。
三の峰(下之社)にお祀りされているのが、全国の稲荷神社の主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)です。
ここで不思議なことに気が付きませんか?
どうして主祭神である、宇迦之御魂大神が三の峰(下之社)で、天鈿女命(=大宮能売大神)が、頂上の一の峰(上之社)にお祀りされているのでしょうか。
さらに、宇迦之御魂大神は、伊勢神宮の外宮にお祀りされている豊受大御神(とようけのおおみかみ)と、同一神だと言われています。
興味を持たれたら、伏見稲荷大社の見どころ 神様とご利益と狐のページを参照してくださいね。
少し話がそれましたが、猿田彦大神と天鈿女命は、稲荷大神の中核的な神様なのです。
ということは…。
稲荷大神と言えば、日本最高峰の商売繁盛と金運アップの神様です。
どうですか?
椿大神社、別宮の椿岸神社でお詣りして、金運のご利益をお願いしないのは、ヒジョ~~にもったいないと思いませんか。
そうそう、ついでにもう一つ内緒の話(誰にナイショやねん)。
伏見稲荷大社では、大宮能売大神(=天鈿女命)の眷属の狐の名前は、『アコマチ』。
佐田彦大神(=猿田彦大神)の眷属の狐は、『オススキ』。
『アコマチ』と『オススキ』は夫婦で、どちらもお稲荷さんの眷属の狐では、日本最高峰に位置する霊孤です。
ここでojinからの忠告を一つ。
霊狐は、犬が大嫌いです。
ペットの犬が可愛いなら、間違っても椿大神社に連れて行ってはいけません。
犬が可哀そうです。
ペット禁止と書かれていないから犬連れOKだと言って、椿大神社へ犬と一緒にお詣りされるサイトをよく見かけます。
元来、神社はペット禁止なので、ペット禁止と書かなくても当然なのです。
神社で獣は穢れとしてペット禁止なのですが、注意しきれないので黙認されているだけなのですよ。
椿大神社でお祀りされているのはすごい神様ばかり
猿田彦大神も天鈿女命も、凄い神様だというのはお判りいただけたと思います。
でも、椿大神社の神様は、この夫婦神だけではありません。
本殿にも別宮椿岸神社にも、摂社末社にも、凄い神様がイッパイお祀りされています。
もちろん、金運や縁結びだけでなく、恋愛運や家庭運、開運厄除など、様々なご利益がありますよ。
椿大神社本殿の相殿神(あいどのしん)と配祀神(はいししん)
椿大神社本殿の相殿神(あいどのしん)として、
- 瓊々杵尊(ににぎのみこと)
- 栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
の二柱の神様がお祀りされています。
配祀神(はいししん)として、
- 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
- 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
の二柱の神様がお祀りされています。
天鈿女命は、別宮椿岸神社のところで紹介したので、瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命についてご利益を含めて簡単に説明します。
相殿神とは、主祭神と同じ社殿でお祀りする神様のことです。
配祀神は、主祭神と同じ社殿でお祀りする神様の中で、主祭神に付随する神様のことです。
広い意味で言うと、配祀神は相殿神に含まれます。
神社によっては、配神(はいしん)・配祀神(はいししん)・相殿神(あいどのしん)を区別なく使われていることも多いです。
本殿の相殿神 瓊々杵尊(ににぎのみこと)のご利益
瓊々杵尊(ににぎのみこと)は、天照大御神の孫神です。
天照大御神の命によって、高天原から天降り(天孫降臨:てんそんこうりん)して、地上を統治した神様です。
瓊々杵尊が天降りされた時に道案内をされたのが、猿田彦大神です。
瓊々杵尊という名前は、『稲が賑々しく豊かに稔っている』という意味になります。
瓊々杵尊は、配祀神の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)に一目ぼれして結婚されました。
瓊々杵尊のご利益としては、
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 国家安泰
- 畜産振興
- 開運厄除
- 金運招福
- 立身出世
等のご利益が有名です。
瓊々杵尊をお祀りしている神社は、
- 霧島神宮
- 高千穂神社
等が有名です。
本殿の相殿神 栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)のご利益
栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)は、瓊々杵尊の母神です。
栲幡千々姫命の名前の意味は、
- 上質で美しい縮織(ちぢみおり)
- 機織りが盛んな様子
という意味があります。
栲幡千々姫命のご利益としては、
- 織物業守護
- 安産祈願
- 子宝子授け
等のご利益が有名です。
栲幡千々姫命をお祀りしている神社は、
- 泉穴師神社(いずみあなしじんじゃ)
- 高橋神社
などがあります。
本殿の配祀神 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)のご利益
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、瓊々杵尊の妃神です。
瓊々杵尊が一目ぼれして結婚されたほど、ものすごく美しい女神様です。
木花咲耶姫命という名前から、桜のように美しい女神様なのかと思いきや…。
実は逆なんです。
木花咲耶姫命の美しさに桜の花があやかったと言われています。
想像するしかないのですが、もう、見たこともないほどの美しさなんでしょうね。
一目だけでもお会いしたいと思うのは、ojinだけでしょうか…。
でも、残念ながら美人薄命なのです。
木花咲耶姫命をお嫁さんにしたいという瓊々杵尊の願いを受けて、父神の大山祇命(おおやまつみのみこと)は、姉神の石長比売命(いわながひめのみこと)も一緒に嫁がせました。
でも、内緒ですが、石長比売命は、妹神と違って物凄くブサイク(失礼)な女神さまだったのです。
瓊々杵尊は、すごくブサイクな石長比売命を帰してしまいました。
大山祇命が、石長比売命を一緒に嫁がせたのは、瓊々杵尊に岩のように永遠ともいえる命を与えるためだったのです。
石長比売命を帰してしまったばかりに、神様であるはずの瓊々杵尊とその子孫は、人間と変わらないような寿命になってしまいました。
木花咲耶姫命のご利益は、
- 農業守護
- 漁業守護
- 酒造守護
- 航海安全
- 安産
- 子宝子授け
- 火難除け
等のご利益が有名です。
木花咲耶姫命をお祀りしている神社は、
- 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
- 霧島神宮
- 木花神社(きばなじんじゃ)
- 縣神社(あがたじんじゃ)
などがあります。
別宮椿岸神社の相殿神(あいどのしん)
椿岸神社の相殿神として、
- 太玉命(ふとたまのみこと)
- 天之児屋根命(あめのこやねのみこと)
の二柱の神様がお祀りされています。
太玉命(ふとたまのみこと)のご利益
太玉命(ふとたまのみこと)は、天照大御神が天岩屋戸にお隠れになった際に、次に紹介する天之児屋根命(あめのこやねのみこと)と共に活躍された神様です。
天岩屋戸から天照大御神に出ていただくための策が、良い策かどうか占うため、天之児屋根命と太占(ふとまに=古代の占い)を行いました。
天鈿女命が踊り、高天原が大騒ぎになったことを気にして、天照大御神が顔を出された時、鏡を差し出されました。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)が、天降りされる時、天鈿女命や天之児屋根命と共に、随伴されました。
太玉命は、金運神社として名高い京都市伏見区にある金札宮にお祀りされています。
金札宮の伝説によると、白菊を植えている老人がいて、村人が名を尋ねると、
『ワシは太玉命や。もし干天で稲が枯れるようなことがあったら、この白菊の露で潤したるで。(ojin訳)』
と言って、白菊を振ると、清水がコンコンと湧き出したそうです。
また、伏見に宮居建設中のとき、
『永く伏見に住んで国土を守らん。』
と書かれた金の札が降り注ぎ、村人が不思議がると、
『ワシは、天照大御神に遣わされた太玉命という神様や。瑞垣を作ってワシを祀ってくれや!(ojin訳)』
と、天から声が聞こえてきたそうです。
太玉命のことを『白菊大明神』として、お祀りしました。
白菊大明神と言えば、伏見稲荷大社の三の峰『下之社』にお祀りされている神様です。
下之社に行くと、『白菊大明神(白菊大神)』書かれた小さな鳥居が、無数に奉納されています。
三の峰『下之社』のご祭神は、先ほども言った通り、伏見稲荷大社の主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)です。
ということは…。
『太玉命=宇迦之御魂大神=お稲荷さん』
ということになります。
その結果、椿大神社には、伏見稲荷大社の稲荷山の
- 一の峰(大宮能売大神=天鈿女命)
- 二の峰(佐田彦大神=猿田彦大神)
- 三の峰(宇迦之御魂大神=太玉命)
の神様が揃ってお祀りされているのです。
お稲荷さんと言えば、日本一の商売繁盛や金運の神様です。
椿大神社が、日本有数の金運のパワースポットであるということがご理解いただけたと思います。
でも、椿大神社が、金運のパワースポットなのは、まだまだ続きがあります。
この後、椿大神社の摂社・末社の所で紹介します。
太玉命のご利益としては、
- 開運厄除
- 縁結び
- 方位除け
- 所願成就
- 殖産興業
等のご利益があります。
太玉命をお祀りしている神社は、
- 天太玉命神社
- 安房神社(あわじんじゃ)
- 金札宮(きんさつぐう)
等があります。
天之児屋根命(あめのこやねのみこと)のご利益
天之児屋根命(あめのこやねのみこと)は、天照大御神が天岩屋戸に隠れられた時、太玉命と共に岩戸の前で祝詞(のりと)を唱えられた神様です。
このことから、言霊(ことだま)の神様、祝詞の神様とされます。
やはり、天之児屋根命も瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天降りされる時、随伴されました。
天之児屋根命は、中臣鎌足を代表とする藤原氏の祖神です。
天之児屋根命のご利益としては、
- 出世開運
- 合格祈願
- 国家安泰
- 家内安全
- 学業成就
- 産業繁栄
- 合格祈願
等のご利益が有名です。
天之児屋根命をお祀りしている神社は、
- 春日大社
- 枚岡神社(ひらおかじんじゃ)
- 吉田神社
- 蜂田神社(はちたじんじゃ)
- 大原野神社
等の神社があります。
椿大神社の摂社末社のご利益とパワースポット
椿大神社には、多くの摂社・末社があります。
金運や恋愛運はじめ、多くのご利益が授かれるパワースポットでもあります。
かなえ滝を待ち受けにすると恋愛成就のご利益
椿岸神社(つばききしじんじゃ)のすぐ横に、『かなえ滝』があります。
落差はあまりありませんが、水量は結構あります。
一般の人は見ることができませんが、かなえ滝の上流に『金龍明神滝(きんりゅうみょうじんのたき)』があり、ご神水で万病に効くと言われています。
金龍明神滝は、禊の滝行『みそぎ修法』が行われる落差3m程の滝です。
以前は、金龍明神滝も自由に見られたそうですが、神聖な滝なので、現在は御祈祷を受けた人だけが案内していただけるのだそうです。
それで、この『かなえ滝』が、作られたということだそうです。
かなえ滝の写真を、待ち受け画面にすると、恋愛成就や縁結びの願いが叶うともっぱらの評判です。
龍蛇神両地神社は火難水難除けと財運のご利益
- ご祭神 龍蛇神
かなえ滝のすぐ横に、龍蛇神両地神社(りゅうじゃじんりょうちじんじゃ)があります。
龍蛇神両地神社のご祭神『龍蛇神』は、出雲大社の主祭神『大国主命』の神使(しんし=神様のお使い)だそうです。
水の神様とされる龍神様には、火難除け、水難除け、財運上昇、身体堅固のご利益があるとされます。
椿大神社には、
- 龍蛇神両地神社
- 庚龍神社(かのえりゅうじんじゃ)
- 椿立雲龍神社(つばきたちくもりゅうじんじゃ)
という三社の龍神様がお祀りされている社があります。
龍神様は、財宝を司る弁財天のお使いと言われています。
龍神様には、金運のご利益があります。
ぜひ、椿大社で『龍神三社巡り』をしてくださいね。
庚龍神社は金龍と白龍と黒龍の龍神様が宿る樅木
庚龍神社(かのえりゅうじんじゃ)は、一の鳥居をくぐってすぐのところ、見上げるような樅木の根元にお祀りされています。
この樅木は、樹齢400年というすごく大きなご神木で、
- 金龍龍神
- 白龍龍神
- 黒龍龍神
という三柱の龍神様が、この樅木に降臨され、椿大神社の境内をお守りされているそうです。
御船磐座は最も重要な神代の神跡
御船磐座(みふねのいわくら)は、本殿に向かう参道の四ツ辻の左手の角にあります。
御船磐座は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が、高天原から天降りされた時に天磐船(あまのいわふね)が到着した場所だと言われています。
神代の昔にまで遡る、とっても重要なご神跡です。
現在、御船磐座は禁足地になっているので中には入れません。
全体がパワースポットと言われる椿大神社の中でも、非常に強いパワースポットとして有名です。
大黒天と恵比寿様で金運と商売繁盛のご利益
椿大神社の本殿に向かう参道の途中、御船磐座を越えると左手に、大黒天と恵比寿様が並んでいらっしゃいます。
大黒天は、出雲大社の主祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一神としてお祀りされます。
商売繁盛、金運招福、開運福徳などのご利益が有名な福の神様です。
恵比寿様は、一説では大国主命の御子神の事代主命(ことしろぬしのみこと)と同一神とされます。
恵比寿様も、商売繁盛、金運招福、豊漁等のご利益が有名な金運の神様です。
高山土公神陵は猿田彦大神の前方後円墳
高山土公神陵(たかやまどこうしんりょう)は、大黒天と恵比寿様を過ぎて本殿に向かうと、参道の途中の左側にあります。
ちょうど別宮の椿岸神社に向かう参道が、右側にある前あたりです。
参道から見ると、鳥居の奥に小さな小山のように見えますが、実は後ろに続く前方後円墳です。
椿大神社の主祭神、猿田彦大神の墳墓とされています。
松下幸之助社 仕事運の神様と茶室の鈴松庵
椿岸神社とかなえ滝の間の参道を一の鳥居の方に向かって行くと、『鈴松庵(れいしょうあん)』という茶室があります。
鈴松庵は、経営の神様と言われた松下幸之助氏が、茶道の発展を祈念して庭園とともに寄進された茶室です。
中でお抹茶や和菓子がいただけます。
もちろん、中は禁煙なので悪しからず。
『鈴松庵』という名は、鈴鹿の『鈴』と松下幸之助氏の『松』を一文字ずつ取って名づけられました。
松下幸之助氏は、とても信心深い方だったそうで、椿大神社にも何度もお詣りされたそうです。
鈴松庵を過ぎてしばらく進むと、『松下幸之助社』があります。
ご祭神はもとろん、松下幸之助命(まつしたこうのすけのみこと)。
ご利益は、国家繁栄、経済発展、業績向上、立身出世、妙案着想など、正に経営の神様ならではのご利益です。
行満堂神霊殿 猿田彦大神の神裔をお祀りする
松下幸之助社を過ぎるとすぐお寺の本堂のような『行満堂神霊殿』があります。
行満堂神霊殿には、椿大神社の主祭神、猿田彦大神の神裔である行満大明神がお祀りされています。
また、鈴鹿七福神の一尊の寿老神や不動明王がお祀りされています。
寿老神は、延命長寿のご利益がある七福神で、健康で裕福な老後を送れるご利益があります。
さざれ石は君が代に歌われる霊石
松下幸之助社、行満堂神霊殿を過ぎて弓道場の横に、『さざれ石』が立っています。
さざれ石は、国歌『君が代』にも歌われる霊石です。
石が岩になる途中のもので、霊力があると言われています。
椿立雲龍神社は子育ての神様
さざれ石の前方には、錦鯉が泳いでいる大きな池があります。
その池のほとりに、椿立雲龍神社(つばきたちくもりゅうじんじゃ)があります。
椿立雲龍神は、子育て、虫封じ、腫物除去のご利益があるそうです。
小さな祠ですが、霊感のある人には、非常に龍神様を感じやすい神社だそうです。
椿立雲龍神社で、椿大神社の龍神三社巡り完結です。
獅子堂で交通安全のご祈祷
獅子堂は、一の鳥居を入ってすぐ、庚龍神社のすぐ後ろにあります。
『獅子堂』という名前は、聖武天皇の勅願により奉納された獅子頭が由来だそうです。
交通安全のご祈祷や車輌清め祓いが行われています。
車は、一台一台ドアを開けて丁寧に祓われているので、交通安全のご利益はそうとうなものと思われます。
椿大神社のお守りと御朱印と絵馬とおみくじ
椿大神社には、いろいろなお守りやおみくじがあります。
御朱印や御朱印帳も充実しています。
椿大神社のお守りと初穂料(値段)
椿大神社のお守りは、椿やいちごをモチーフにしたカワイイお守りがたくさんあります。
お守りの名前と初穂料を紹介します。
名称 | 初穂料 |
肌守 | 800円 |
しあわせ守 | 800円 |
安産守 | 800円 |
学徳守 | 800円 |
芸守 | 800円 |
縁結守 | 800円 |
しあわせ婚守 | 800円 |
夫婦守 | 1,000円 |
厄除守 | 800円 |
長寿守 | 800円 |
交通安全守(大) | 1,500円 |
交通安全守(太鼓型) | 1,000円 |
交通安全守(中) | 800円 |
交通安全守(矢羽根) | 800円 |
交通安全守(吸盤付) | 800円 |
つばき御守 | 800円 |
方災除守 | 800円 |
かなえ守 | 1,000円 |
くぼさ守 | 800円 |
みちひらき守 | 800円 |
願掛守 | 800円 |
気魄守 | 1,000円 |
魔除け鈴 | 800円 |
みめよい守 | 800円 |
開運ステッカー | 800円 |
ここで紹介しているお守りは一部になります。
もしかすると、授与が終了しているお守りがあるかもしれません。
最新情報は、椿大神社の公式ページで確認するか、社務所にお問い合わせください。
椿大神社の御朱印と御朱印帳
椿大神社では、御朱印も御朱印帳も複数あります。
御朱印としては、
- 椿大神社の御朱印
- 椿岸神社の御朱印
- 寿老神の御朱印
- 椿三社龍神の御朱印
の4種類の御朱印が授かれます。
何れも、初穂料は300円です。
手塚治虫の火の鳥ゆかりの御朱印帳
椿大神社は、御朱印帳が4種類あります。
普通(?)の御朱印帳として、椿の花が刺しゅうされた御朱印帳が、白と紺色の2種類あります。
この御朱印帳の初穂料は、一冊1,200円です。
手塚治虫の火の鳥ゆかり(?)で、手塚プロダクションとコラボの御朱印帳として、
- 黒地に白で猿田彦大神が描かれている御朱印帳
- 紅白の地に天鈿女命が描かれている御朱印帳
の2種類があります。
手塚プロダクションとコラボの御朱印帳の初穂料は、各1,700円です。
もう一つ、伊勢型紙を用いた御朱印帳も、2020年から頒布されています。
おみくじはお守り入りの椿恋みくじが大人気
椿大神社は、おみくじも何種類かあります。
ojinが知っているのは、
- 椿みくじ:300円
- おみくじ:200円
- 椿恋みくじ:300円
の3種類です。
どのおみくじにも、中に小さなお守りが入っています。
椿恋みくじの中に巫女さんのお守りが入っていると、
『1年以内に結婚できるご利益がある。』
と言われていて、若い女性に大人気です。
いくら巫女さんのお守りが欲しいと言っても、おみくじの大人買いはダメですよ。
お守りやお札などの授与品は郵送してもらえる
椿大神社は、お守りやお札を郵送していただけます。
住所、氏名、電話番号等を記入して、授かりたいお守りやお札を明記して申し込んでください。
詳しくは、社務所にお問い合わせください。
椿大神社へのアクセスと駐車場
車で来られる場合、
- 東名阪自動車道 鈴鹿ICから約10分
- 新名神鈴鹿PAから約2分
と、とっても便利です。
新名神鈴鹿PAは、スマートインターなので、ETCのみの利用になります。
椿大神社には、500台停められる無料駐車場があります。
下は舗装されていないところが多く、かなり凸凹があったり、大きな石があったりします。
でも、それが自然の中にある神社の雰囲気を醸し出しています。
500台も停められるので、通常は駐車可能です。
でも、初詣や観光シーズンの時などは、渋滞するので気を付けてくださいね。
電車で来られる場合は、
- 近鉄四日市駅
- JR四日市駅
から、三重交通のバスが出ています。
どちらからも、椿大神社まで約1時間です。
椿大神社のお守りと御朱印とご利益 まとめ
椿大神社は、伊勢の国の一の宮で、強力なパワースポットです。
主祭神の猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦神はじめ、多くの神様合お祀りされています。
お守りも御朱印もおみくじも、たくさんの種類があって充実しています。
アナタも、ぜひ椿大神社にお詣りして、金運・縁結び・恋愛成就・交通安全・開運厄除など、いろいろなご利益を授かってくださいね。
アナタにご利益がありますように!