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三面大黒天像で金運アップ 圓徳院で開眼供養済

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豊臣秀吉が天下人にまで栄達できたのは、三面大黒天を念持仏として拝んでいたからと言われています。
そんな金運・出世運のご利益が絶大な豊臣秀吉の三面大黒天像が、完全復刻されました。

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≪圓徳院で開眼供養済み≫
復刻 豊臣秀吉公の三面大黒天



圓徳院で開眼供養済みの三面大黒天像

  • 価格:38,500円(税込)
  • サイズ:(約) 縦100mm 横142mm 高さ165mm 重量380g
  • 素材:ヒノキ

京都の東山にある高台寺 圓徳院(えんとくいん)には、豊臣秀吉の本物の三面大黒天像がお祀りされています。
その圓徳院で開眼供養された原寸大完全復刻の三面大黒天像
一体一体手作業で、丁寧に作り込まれた三面大黒天像は、ヒノキの天然素材で作られています。
しかも、本物の豊臣秀吉の持念仏であった三面大黒天に開眼供養され、御精入れされた像です。
三面大黒天の姿札と字札、圓徳院の開眼供養証明書が付いています。
天下人 豊臣秀吉の金運や出世運のご利益が、あなたも授かれます。

豊臣秀吉の念持仏完全復刻
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豊臣秀吉の本物の三面大黒天像を祀る京都の圓徳院

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京都の東山にある圓徳院は、豊臣秀吉の正室である『北政所 ねね』が、晩年過ごした場所に建てらている高台寺の塔頭寺院です。
『ねね』は、現在圓徳院がある場所から、豊臣秀吉の菩提寺として建立した高台寺へ通ったと言われています。
圓徳院は、ねねの甥にあたる木下利房が、伏見城にあった北政所化粧御殿をこの地に移築したことに始まります。
そんな豊臣秀吉やねねの所縁の圓徳院に、豊臣秀吉が生涯崇敬した本物の三面大黒天像がお祀りされています。

豊臣秀吉と三面大黒天像の金運出世運のご利益

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豊臣秀吉は、尾張の国の中村郷の貧しい百姓の家に生まれました。
7歳の時に、父親の弥右衛門が亡くなりました。
その後、母『仲(なか)』の再婚相手の『竹阿弥(ちくあみ)』に、虐待されるという悲惨な少年時代を過ごします。
15歳の時、亡くなった父親の弥右衛門の遺産の一部をもらって、家を出て木綿針を売ったりしながら放浪します。
その後、今川氏の配下の松下加兵衛に仕えます。
ちなみに、今川氏から見ると、当時の豊臣秀吉(=木下藤吉郎:きのした とうきちろう)は、家臣の家臣の家臣に当たります。
松下氏に仕えたものの、ここでも陰湿なイジメに遭い、盗みの濡れ衣を着せられて追い出されてしまいます。
後の天下人 豊臣秀吉も、少年時代はこのように不遇の連続でした。

豊臣秀吉と三面大黒天の出会い

苦しい少年時代を送っていた豊臣秀吉に、転機が訪れます。
それが、三面大黒天の塑像との出会いです。
大黒天に毘沙門天と弁財天が合体した三面大黒天を見て、『スゴイ!』と思った豊臣秀吉は、早速三面大黒天像を作らせました。

三面大黒天像を生涯念持仏とした豊臣秀吉

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豊臣秀吉は、三面大黒天像を念持仏として、常に身近に置いて崇拝しました。
それから、織田信長に仕えることになります。
三面大黒天を崇敬し、草履取りからメキメキと頭角を現していきます
織田信長が、草履を履くと、草履が妙に温かい。
気の短い織田信長は、豊臣秀吉が自分の草履の上に座っていたと思い、
『おのれ、ワシの草履の上に座っていたな。』
と、今にも切り殺されそうな勢いで怒鳴られました。
豊臣秀吉は、汚れた胸元を広げて見せながら、
『お足が冷えるだろうと、懐に入れて温めておりました。』
と答えました。
これに感心した織田信長は、豊臣秀吉を草履取りの頭にしました。
その後、念持仏の三面大黒天を拝みながらドンドン出世していき、数々の手柄を立てていきます。
墨俣城(すのまたじょう)を、ごく短期間で築くことに成功し、織田信長の美濃侵攻に貢献します。
1570年姉川の戦い(あねがわのたたかい)では、朝倉氏と浅井氏に挟み撃ちにされそうになりました。
その時、豊臣秀吉は殿(しんがり)を引き受けて、織田信長を逃がすことに成功します。
この後、豊臣秀吉は、播磨の国や但馬の国を平定します。
中国攻めでは、三木の干殺し、鳥取城の飢え殺し、高松城の水攻めなどで、次々と手柄を立てていきます。
そして、いよいよ本能寺の変
1582年に、明智光秀の謀反によって、織田信長が自害します。
側近の黒田官兵衛に、
『これであなたの天下ですぞ。』
と耳元で囁かれ、にんまりとする豊臣秀吉の顔が浮かびますね。
備中国の高松城を攻めていた豊臣秀吉ですが、交戦中だった毛利輝元と講話して、急きょ京都に向けて軍を取って返します。
俗にいう『中国大返し』です。
奇跡ともいえる速さで京都に戻った豊臣秀吉は、山崎の戦いで明智光秀を撃破します。
その1年後、1583年賤ヶ岳の戦いで、織田信長の重臣である柴田勝家を自害に追い込みます。
これによって、織田信長の後継者としての地位をゆるぎないものとし、天下統一へ向けて歩みだします。
このように、三面大黒天像を念持仏としてからの豊臣秀吉は、信じられない出世を果たします。
不遇な少年時代から、天下人にまでなった豊臣秀吉の成功の裏には、三面大黒天のご利益があったのです。
豊臣秀吉の念持仏、三面大黒天像は、凄まじいまでのパワーを持っているのでしょうね。

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三面大黒天の由来とご利益

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日本での三面大黒天の由来は、最澄(さいちょう=伝教大師:でんぎょうだいし)に始まります。
最澄は、比叡山延暦寺を建てて天台宗の開祖となった偉いお坊さんです。
今から約1,200年の昔。
最澄が、比叡山で根本中堂(延暦寺の総本堂)を創建された時、一人の仙人が現れました。
それで、最澄が、
『あなたはどなたですか?何しに来られたのですか?』
とその仙人に尋ねました。
仙人は、
『普利衆生、皆令離苦、得安穏世間之楽及涅槃楽』
と、法華経のご文を唱えて答えられました。
最澄は、これを聞いて
『それなら修行する多くの僧侶達の食生活と健康管理のため、比叡山の経済を守ってください。』
とお願いしました。
すると仙人は、
『毎日三千人の人々の食料を準備しましょう。それから私を拝むものには福徳と寿命を与えます』
と約束されました。
最澄は、この仙人こそ三面大黒天に違いないと思い、早速身を浄め、一刀三拝して尊像を彫み、安置されました。
比叡山延暦寺の根本中堂がある東塔の大黒天堂にお祀りされているのが、この三面大黒天であります。
正式には、三面六臂大黒天(さんめんろっぴだいこくてん)といいます。
三面六臂とは、3つの顔と6本の腕という意味です。
この三面大黒天は、別名で出世大黒天とも言われています。

三面大黒天のご利益と真言

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三面大黒天のご利益は、大黒天、弁財天、毘沙門天それぞれのご利益を併せ持ったご利益です。
なかでも、

  • 金運アップ
  • 出世運アップ
  • 商売繁盛
  • 五穀豊穣
  • 勝運
  • 縁結び
  • 良縁祈願

などのご利益が有名です。
では、次に、大黒天、弁財天、毘沙門天それぞれの神様とそのご利益を説明します。
三面大黒天専用のご真言としてはありません。
三面大黒天のご真言としては、大黒天、弁財天、毘沙門天のご真言をそれぞれ唱えます。

  • 大黒天のご真言:おん まかきやらや そわか
  • 弁財天のご真言:おん べいしらまんだや そわか
  • 毘沙門天のご真言:おん そらそばていえい そわか

大黒天とはどんな神さま

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大黒天とは、元々インドの神様で、仏教に取り入れられた神様です。
大黒天は、ヒンドゥー教の破壊神であるシヴァ神であり、その異名の摩訶伽羅(マハーカーラ)という名前です。
『マハー』とは、『大いなる』とか『偉大な』という意味です。
『カーラ』とは、『時』とか『闇黒』という意味です。
元々は、名前の通り、黒い体で忿怒の相をした怖いイメージの軍神であり、戦闘神、富貴をもたらす神様でした。
チベットに渡ると、財神、富貴神という福の神の性質が強くなります。
中国に伝わって以降は、食べ物の神様という性質が強くなり、台所に祀られることが増えます。
日本では、『大黒』と『大国』が通じることから、出雲大社の『大国主命(おおくにぬしのみこと)』と習合して、同一神としてお祀りされるようになりました。
イナバの白ウサギを助けた、優しい大国主命のイメージも加わり、ふくよかで柔和な顔の神様となりました。
そのため、元々の戦闘神から、商売繁盛、金運、財運、五穀豊穣等の福の神としてお祀りされています。

  • ご真言:おん まかきやらや そわか

大黒天のご利益

大黒天のご利益は、元々の戦闘神としてのご利益と、金運などの富貴神としてのご利益があります。
でも、日本では、福の神の性質が強く、戦闘神としてのご利益は消えています。
非常にご利益の幅が広い神様です。

  • 金運アップ
  • 財運上昇
  • 寿福円満
  • 商売繁盛
  • 開運厄除
  • 五穀豊穣
  • 子孫繁栄
  • 子授け
  • 出世開運
  • 縁結び
  • 天下泰平
  • 無病息災

毘沙門天とはどんな神さま

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毘沙門天も大黒天と同じように、元々インドの神様です。
ヒンドゥー教で、『クーベラ』と呼ばれていた神様です。
別名『ヴァイシュラヴァナ』という舌を噛みそうな名前です。
『ヴァイシュラヴァナ』はサンスクリット語で、『すべてのことを一切聞きもらさない者』という意味があり、『多聞天(たもんてん)』とも呼ばれます。
毘沙門天は、須弥山を守護する四天王の一尊です。
独立してお祀りされている場合は『毘沙門天』、四天王の一尊としてお祀りされている場合は『多聞天』と呼ばれます。
毘沙門天の前身である『クーベラ』という神様は、財宝を司る神様です。
クーベラが住むとされる天敬城では、財宝が次々と湧き出しています。
湧き出す財宝の量も膨大で、毎日焼き捨てなければいけないほどです。
毘沙門天を信仰すれば、毎日処分している財宝のおこぼれを預かれるというものです。
クーベラが、仏教に取り入れられてから、武神の性格が強くなりました。
毘沙門天は、須弥山を守護する四天王のリーダなので、武神としての強さも最強です。
七福神の一尊としても人気のある神様です。

  • ご真言:おん べいしらまんだや そわか

毘沙門天のご利益

毘沙門天には、先ほど言ったように財宝神としての金運アップ、武神としての必勝祈願のご利益があります。

  • 金運アップ
  • 財運上昇
  • 必勝祈願
  • 鎮護国家
  • 財宝福徳
  • 武道成就
  • 降魔厄除
  • 家内安全
  • 夫婦和合
  • 社運隆昌
  • 厄除開運
  • 受験合格
  • 方位除災
  • 交通安全
  • 商売繁盛

弁財天とはどんな神さま

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弁財天とは、元々はやはりインドのヒンドゥー教の女神様です。
『サラスヴァティー』という聖なる河を神格化した神様で、水に関係するすごく美しい女神さまです。
サラサラを流れるせせらぎの音から、音楽の神様、芸術の神様となりました。
また、豊かな川は作物を育てることから、豊穣の神様、財福の神様という性格も併せ持つようになりました。
また、すごく美しい女神様なのですが、戦勝の神様でもあります。
しかも、ものすごく強い。
美しくて、強くて、金運アップしてくれるなんて、最高の神様だと思いませんか。
金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)には、8本の腕に弓矢、宝剣、羂索(けんさく)、独鈷(とっこ)などの武器を持った姿が記載されています。
また、2本の腕の弁財天は、よく琵琶を奏でている姿で表されています。
日本では、福岡県の宗像大社や広島県の厳島神社にお祀りされている市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)と習合しました。
市寸島比売命も、日本の神様で一二を争う美しい女神様です。
そして、水に関する神さまなので、同一神としてお祀りされています。
日本では、弁財天は頭の上に、宇賀神(うかしん)を載せた像もよくあります。
宇賀神は、頭が人間で胴体がヘビです。
詳しい出自は分かりませんが、白蛇の象徴とも言われ、金運、財運、五穀豊穣などのご利益がある財神です。
また、宇賀神を崇敬すると、どんな貧しい人も富貴になれると言われています。
弁財天は、七福神の中の紅一点で、ものすごく人気のある神様です。

  • ご真言:おん そらそばていえい そわか

弁財天のご利益

弁財天のご利益は、多岐にわたっています。

  • 金運アップ
  • 海上安全
  • 交通安全
  • 豊漁
  • 商売繁盛
  • 知恵
  • 財福
  • 戦勝
  • 恋愛成就
  • 子孫繁栄
  • 子授け
  • 音楽上達
  • 技芸上達
  • 弁舌
  • 長寿延命

三面大黒天をお祀りする寺院

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大黒天、毘沙門天、弁財天は、それぞれ単独でもすごいご利益が授かれる神様です。
三面大黒天は、大黒天、毘沙門天、弁財天のご利益が併せて授かれる神様です。
ご利益の篤さは、半端ありません。
三面大黒天をお祀りしているお寺を紹介します。
ぜひ、お参りしてご利益をいっぱい授かっていただきたいと思います。

三面大黒天をお祀りする関東のお寺

三面大黒天をお祀りしている関東のお寺をいくつか紹介します。
ぜひお参りして、金運アップしてくださいね。

金剛院 西武池袋線椎名町駅すぐ

東京都豊島区長崎にある金剛院は、マンガ地蔵で有名です。
金剛院の三面大黒天は、秘仏なので通常は拝観することはできません。
ただし、毎年1月1日から3日まで、お正月の三が日限定でご開帳されます。
金剛院は、真言宗豊山派のお寺で、500年近い歴史があります。

  • 真言宗 豊山派 金剛院
  • 東京都豊島区長崎1-9-2
  • 西武池袋線『椎名町駅』北口徒歩1分

英信寺 東京都台東区 入谷駅徒歩1分

英信寺の三面大黒天は、とても有名です。
英信寺の三面大黒天は、弘法大師(空海)の作です。
中央に大黒天、右に弁財天、左に毘沙門天の3つの顔を持っておられる大黒天像です。
英信寺の三面大黒天は、福を与え、出世、開運、商売繁盛のご利益を授けてくださいます。
私のパソコンの壁紙にも、英信寺の三面大黒天像の写真を使わせていただいてます。
ちなみに、英信寺のご本尊は弥陀三尊像です。
中央に阿弥陀如来が立っておられ、右に観音菩薩、左に勢至菩薩が安置されています。

  • 浄土宗 紫雲山常倫院 英信寺
  • 東京都台東区下谷2-5-14
  • 日比谷線『入谷駅』北口徒歩1分

延命寺 東京都青梅市住江町

延命寺は、季龍元筍禅師が開山しました。
季龍元筍禅師は、大阪泉州堺出身だったので、郷里の住吉明神を鎮守として勧請し、住吉山としました。
延命寺は、創建から今まで、火災にあわず650年の歴史がそのまま伝えられています。
延命寺の大黒天は、多摩青梅七福神の大黒天としても有名です。
延命寺の三面大黒天は、秘仏の『招福大黒』と呼ばれる三面大黒天の掛け軸です。
掛け軸の三面大黒天は、三面六臂で憤怒の形相の大黒天で、元旦~1月15日までご開帳されます。
ご本尊は釈迦如来で、脇侍は右に延命地蔵菩薩左に不動明王を従えています。

  • 臨済宗 建長寺派住吉山 延命寺
  • 東京都青梅市住江町82
  • JR青梅線『青梅駅』 徒歩5分

大圓寺(大円寺) 東京都目黒区下目黒

大圓寺(大円寺)は、通称『大黒寺』と呼ばれるほど、山手七福神の大黒天として有名なお寺です。
出羽湯殿山の修験僧大海法印が行人坂ぎょうにんざかを切り開いて道場を設けたのが始まりです。
大圓寺(大円寺)は、行人坂を下った途中にあります。
江戸の三大大火の一つとされる『目黒行人坂大火(明和の大火)』の出火元としても有名です。
目黒行人坂大火は、僧・真秀が盗みを働くために大圓寺の庫裡に火をつけたのが原因でした。
僧・真秀は、鬼平犯科帳で有名な火付盗賊改役(ひつけとうぞくあらためやく)の長官である長谷川平蔵に捕らえられ、市中引き回しの上火あぶりの刑になりました。
大圓寺(大円寺)は、東京都の目黒の江戸城の裏鬼門(南西)を守護する寺社の一つで、開運出世祈願などで崇敬されているお寺です。
ご本尊は釈迦如来です。

  • 天台宗 松林山 大圓寺(大円寺)
  • 東京都目黒区下目黒1-8-5
  • JR山手線『目黒駅』 徒歩3分

大雄山 最乗寺 神奈川県南足柄市

大雄山最乗寺は、天狗伝説で有名な曹洞宗のお寺です。
境内には、樹齢500年以上とされる杉の大木が2万本もあると言われてるパワースポットです。
また、著莪(しゃが)、枝垂桜、ツツジ、藤、あじさい、山百合、カタバミ草、紅葉など、四季折々の景観が楽しめます。
三面大黒天は、三面殿にお祀りされています。
三面殿の中に、小槌が安置されていて、擦ると金運のご利益があると言われています。

  • 曹洞宗 大雄山 最乗寺
  • 神奈川県南足柄市大雄町1157
  • 伊豆箱根鉄道『大雄山駅』からバスで10分

金剛院 大黒天堂 横浜磯子七福神磯子区岡村

金剛院大黒天堂は、横浜磯子七福神の大黒天の札所になっています。
大黒天堂には、三面大黒天と横浜磯子七福神の大黒天が、一緒にお祀りされています。
横浜磯子七福神の大黒天の札所
ご本尊は夢薬師如来像で、脇侍に日光菩薩・月光菩薩が安置されています。

  • 高野山真言宗 醫王山 金剛院
  • 神奈川県横浜市磯子区岡村5-3-1
  • 横浜市営バス 『仲久保バス停』 徒歩3分

三面大黒天をお祀りする関西のお寺

では、続きまして三面大黒天をお祀りする関西のお寺をいくつか紹介します。
ついでと言っては何ですが、愛知県や福岡県、長野県の三面大黒天をお祀りするお寺も紹介します。
関西にひとくくりにしてしまってゴメンナサイ。

高台寺 圓徳院 京都市東山区下河原町

京都の東山にある高台寺の塔頭『圓徳院』は、豊臣秀吉が念持仏とした本物の三面大黒天がお祀りされています。
圓徳院は、豊臣秀吉の正室『北政所 ねね』が、晩年を過ごした場所に建てられた塔頭です。
ご本尊は釈迦如来です。
小堀遠州が整えた北庭は国の名勝に、長谷川等伯の襖絵は重要文化財に指定されています。
三面大黒天だけでなく、見どころ一杯のステキなお寺です。

  • 臨済宗建仁寺派 高台寺 圓徳院
  • 京都市東山区下河原町530
  • 京都市バス『東山安井バス停』徒歩約7分

比叡山延暦寺大黒堂 滋賀県大津市坂本本町

比叡山延暦寺は、785年に伝教大師(でんぎょうだいし=最澄)が、比叡山に草案を結んだことに始まります。
日本の仏教を代表する法然上人、親鸞聖人、一遍上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人も、比叡山延暦寺で学んだとされる日本仏教の母山です。
比叡山延暦寺の三面大黒天は、大黒堂にお祀りされています。
別名『出世大黒天』と呼ばれ、ご利益が篤いと評判の三面大黒天です。
それもそのはず…。
『三面大黒天の由来とご利益』のところでも書いた通り、日本の三面大黒天は、比叡山延暦寺で伝教大師がお祀りしたのが最初です。
ぜひ、三面大黒天の原点、比叡山延暦寺の大黒堂にお参りして、ご利益をタップリ授かってくださいね。

  • 天台宗総本山 比叡山延暦寺
  • 滋賀県大津市坂本本町4220
  • 比叡山坂本ケーブル『延暦寺駅』徒歩10分

三面大黒天 四天王寺 大阪市天王寺区四天王寺

荒陵山(あらはかさん)四天王寺は、聖徳太子建立のお寺で、日本最古の寺院の一つです。
日本書紀に、593年造立が始まったと書かれているほど、由緒ある寺院です。
三面大黒天は、大黒堂にお祀りされています。
三面大黒天の三面のお顔は、とてもふくよかで柔和なお顔の大黒天、厳しいお顔の毘沙門天、優しいお顔の弁財天です。
また、四天王寺の五重塔の北西の角の鬼瓦は、金箔の三面大黒天が浮き出ています。
七福神で言えば、乳布袋尊もお祀りされています。
『母乳がよく出るように。』
『乳がんが治るように。』
など、乳布袋尊は、女性のお乳に関するご利益があります。
ご本尊は救世観音(ぐぜかんのん)で、仏壇の周囲には多聞天(たもんてん=毘沙門天)はじめ、四天王像が安置されています。

  • 和宗総本山荒陵山 四天王寺
  • 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
  • 地下鉄谷町線 『四天王寺前夕陽ヶ丘駅』徒歩5分

常智山本行寺 大阪府高槻市大手町

本行寺の三面大黒天像は、とってもカラフルです。
大黒天の表情は、すごくふくよかで笑っておられるようなお顔です。
本行寺は、高槻城の鬼門に当たる位置に建っています。
ご本尊は、題目宝塔、釈迦多宝二仏です。

  • 日蓮宗常智山 本行寺
  • 大阪府高槻市大手町2-43
  • 阪急『高槻市駅』徒歩5分

東寺 京都市南区九条町

東寺は、教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも言われる弘法大師(こうぼうだいし=空海)ゆかりの寺院です。
元々、平安京鎮護のために朝廷によって建立された官寺(かんじ)ですが、嵯峨天皇の御代に弘法大師に下賜されました。
国宝や重要文化財が、イヤと言うほどある寺院で、見どころ一杯です。
東寺の三面大黒天は、大黒堂にお祀りされています。
ご本尊の薬師如来の左右に、脇侍の日光菩薩と月光菩薩(がっこうぼさつ)が安置されています。

  • 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)
  • 京都市南区九条町1番地
  • 近鉄京都線『東寺駅』徒歩10分

興聖寺 京都府宇治市宇治山田

興聖寺(こうしょうじ)は、曹洞宗で最初のお寺です。
曹洞宗の開祖『道元禅師(どうげんぜんじ)』が、宋から帰国後、僧侶の教育・育生を目指す修行道場として全国最初に開かれたのが興聖寺です。
興聖寺の三面大黒天は、ものすごい福耳の大黒天が正面で、向かって右に白い顔の弁財天、左に青い毘沙門天のお顔があります。
興聖寺には、三面大黒天以外にも、いくつかの大黒天像があります。
興聖寺のご本尊は釈迦牟尼佛で、道元禅師の自作と伝えられています。

  • 曹洞宗仏徳山 興聖寺
  • 京都府宇治市宇治山田27-1
  • JR奈良線『宇治駅』徒歩15分

発音寺 兵庫県伊丹市春日丘

発音寺(ほつおんじ)は、住宅街の中にあるお寺です。
発音寺の三面大黒天は、148㎝の高さがあり、三面大黒天像としては非常に大きな像です。
中央の大黒天のお顔は、非常に大きくて、表情豊かです。
というのも、仏像としては珍しく、歯を出してにんまりを微笑んでおられます。
毘沙門天は忿怒相ですが、弁財天も歯を出して笑っておられるようなお顔です。
他に、十一面観音立像、大日如来坐像が安置されています。

  • 浄土宗飛鳥山 発音寺
  • 兵庫県伊丹市春日丘4丁目5
  • 阪急『伊丹駅』徒歩11分

最上稲荷山妙教寺 岡山市北区高松稲荷

最上稲荷山妙教寺こと最上稲荷(さいじょういなり)は、京都の伏見稲荷大社、愛知県の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つとされています。
三面大黒天は、最上位経王大菩薩、八大龍王尊と共に本殿にお祀りされて、最上三神として崇敬を集めています。
ご本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏、祈祷本尊は最上位経王大菩薩(=稲荷大明神)です。

  • 日蓮宗最上稲荷山妙教寺
  • 岡山県岡山市北区高松稲荷712
  • JR桃太郎線『備中高松駅』下車2km

喬正院 愛知県知多郡美浜町野間前川

喬正院(きょうせいいん)は、高野山真言宗の総本山 金剛峯寺の末寺として建立されました。
喬正院には、イッパイいっぱいの大黒天像がお祀りされています。
なんとその数600体。
その中でも、『神将三面大黒天』と『憤怒大黒天』は、秘仏としてお祀りされています。
神将三面大黒天は、厄難消除、財運招福、病気平癒、良縁成就、必勝祈願、芸事上達、その他ありとあらゆる願い事を成就するご利益が授かると、大人気の三面大黒天です。
特に、神将三面大黒天の必勝祈願の霊験があらたかだと言われ、プロのスポーツ選手からも崇敬されています。
ご本尊は延命地蔵菩薩で、脇侍として弘法大師と不動明王がお祀りされています。

  • 高野山真言宗 喬正院
  • 愛知県知多郡美浜町野間前川95-4
  • 名鉄『野間駅』徒歩15分

遍照院 愛知県碧南市鷲林町

遍照院には、本堂に丈六(一丈六尺)もある大仏像が安置されています。
ご本尊は阿弥陀如来です。
三面大黒天像は、大黒堂にお祀りされています。
三面大黒天は、春季(5月5日)と秋季(11月5日)に大祭が行われます。

  • 浄土宗鎮西派 遍照院
  • 愛知県碧南市鷲林町2-13
  • 名鉄三河線『碧南中央駅』車で約10分

善光寺 仁王門の裏側

善光寺は、無宗派の単立仏教寺院で、山内にある天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって運営されています。
本尊は日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来(=善光寺式阿弥陀三尊:ぜんこうじしきあみださんぞん)で、絶対秘仏です。
善光寺の三面大黒天は、仁王門の仁王像の裏側に安置されています。
三面大黒天像は、色彩豊かで美しい像です。
案内板によると、『参拝者の家内安全・商売繁盛を御祈念し、安置されたと考えられています。』と書かれています。

  • 信州 善光寺
  • 長野県長野市元善町491
  • 『善光寺大門バス停』徒歩5分

千鶴寺 福岡県 糟屋郡篠栗町 篠栗

千鶴寺の三面大黒天は、境内の小さなお堂にお祀りされています。
三面大黒天の前には、七福神の弁財天、毘沙門天、恵比寿神、布袋尊、寿老人、福禄寿の小さな像が並んでいます。
ご本尊は虚空蔵菩薩です。

  • 真言宗御室派 千鶴寺
  • 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗95-8
  • JR篠栗線『城戸南蔵院前駅』徒歩約1時間

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